行政書士 鳥海経営法務事務所
経営再建・経営改善支援

経営再建とは人間の再建である


なぜ経営再建が難しいか。それは人間再建を含み、事業の再建と並行するのが難しいからです。自分自身の経営に対する見方と成長戦略に関する根本的な方針を作り変え、新しい考え方とワークスタイル・ライフスタイルに移行していくわけですから、なるべく問題が少ないうちに気づくことができなければ、当然に手遅れになってしまいます。

短期間でパッと再建に取り組んで済ませられるだろうというのは大きな間違いです。そういう考えしか持っていないから、適当にリストラして数字を改善し、数年の延命を続けるだけで事業の成長性に対して無策なままという悪循環に陥るのです。それは経営再建とはいえません。

経営戦略ベースで再建に取り組む


経営再建の最も重要なポイントは、コストカットによる応急処置にすぎない財務改善ではなく、損益計算書でいう売上高の部分に当たる生産性の回復と、その事業自体の成長性に対して手を打つことです。定量分析と財務の健全化というのは、常識的な対応をしていればそれ以上はなく、たとえばお金を借りる際に、無駄遣いをしながらお金を借してくれでは話が通らないというだけのことです。

しかし、戦略には常識通りのすり合わせは通用しません。そして、企業がお金を集めるための最大の要因はその成長性であり、経営戦略の裏付けのない事業計画と経営ビジョンには誰もお金を出してくれません。数字が重要だというのは、あくまでもその大前提の部分で信用を得た上での話です。

余裕があるうちに手を付けないと手遅れになる


では、その経営再建にいつから取り組めばいいでしょうか。それは今すぐ、あるいは常にです。経営も人生も、何とかしなければならないと思った時に、それまで何をしてきたかが問われます。その時にいかにうまくやるかは、それまでの改善に向けた努力があってこその話であり、つまり、「日頃の経営改善の取り組みをもって経営再建に取り組む」ということです。

窮地に立ってから相談していてもできることが限られすぎてしまいますので、そういう経営再建は往々にして数字上の計算に終始してしまい、展望のないリストラと金策だけの窮地に追い込まれます。ある一定以上になるともう手遅れになってしまいますので、そうなったらもはや再建を諦めた延命治療以外ありません。ですから、ご相談はなるべく早く、少しでも余裕にあるうちにお願いします。

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